1999年1月27日
ロンシャンの礼拝堂
パリは今度で二回目。前回は初めてのパリだったのであこがれのロンシャンの礼拝堂には行かず、市内の名所を回っていました。でも今回は旅行に出発する前から今度こそはロンシャンへ行くぞと決めていました。ICCトヤマの海外研修は南フランスへの旅、最後はパリで自由行動の日があったのです。一人で行くのも心細く機中で何人もに一緒にロンシャンに行こうと声をかけ2人が賛同してくれました。
ロンシャンの礼拝堂はスイスとの国境近くにありパリからは遠い地点です。行ってくるには丸一日かかります。朝暗いうちに出発。外はまだ夜かと思うくらいに暗く、でも朝の通勤の人達が大勢歩いていました。
ロンシャンの礼拝堂
設計:ル・コルビジェ 1995年竣工
教会は高台に建っています。巡礼者のための礼拝堂です。
外でミサができるようになっています反対側の外観です。
雨落としです雨をここから下の筒に落とします
壁の厚みがはんぱでないのが分かります
教会の中には誰も居なかったので私たちは歌を歌ってきました(こんな時はなぜか童謡です)それはまるで天使の歌声のように聞こえました。今後行こうと思って居られる方は是非歌ってみてください。響きの美しさに驚きます。
3人でロンシャンを十分堪能して帰ろうとした時、リユックを背負った若者が一人歩いてきました。建築の巡礼者のように見えてその風情が心に残りました。