2008年6月24日
広重美術館
那須高原にある隈研吾氏の建築群を見に出かけました。東北新幹線の那須塩原駅で降り、駅レンタカーを借りて移動です。最初は広重美術館。美しい山を背景に徹底的に用いられる格子と竹が強く訴えかけてきます。館内の案内板には“広重の描いた、絶えず変化する自然の移ろいを表現しようと試みました”とありました。
広重美術館
木材は地元八溝山系特産の杉材。
遠赤外線による不燃・防腐処理を施す。床材には地域特産の芦野石を用い、摩耗に耐えるように表面硬化剤を塗布。スクリーンは地元鳥山町の手漉き和紙
屋根のディテール
次は石の美術館です。栃木県産の芦野石をふんだんに使った美術館。
石の美術館
石のルーバー。誰が石でこんなことをしようとするでしょうか。
最後が石の美術館のすぐ近くにある那須歴史探訪館。今日の三か所は全て隈研吾氏の設計です。
石の美術館からは徒歩で行ける距離です。
美しい景観を活かすガラスのスクリーン
藁から作った半透明のスクリーン