ヘルシンキ アアルト

ヘルシンキ アアルト

アアルトハウス

アルヴァ・アアルト(1898~1976)
これまで本を読み写真を見て想像をふくらまして行ったアアルト自邸。簡単な地図を頼りにようやくたどり着きベルを押しても誰も出てこない。外にいると中の気配が全くせず、何回か押したあとようやくドアが開き時間までもう少し待つように言われる。「良かった、見れる・・」待つ間に外を廻ったり隣のアアルトの流れを組んでいるような図書館に入ったり・・・ようやく時間になり中に入り最初に仕事場に通された時ゾクゾクとするものがあった。仕事場兼住宅と考えたらそんなに広くはない。しかし随所にアアルトの工夫が見られ、その時に何を考えたのか・・・アアルトの心を近くに感じる。
ヘルシンキ-ストックホルム 221.jpg仕事場から書斎の方を見る
ヘルシンキ-ストックホルム 217.jpgヘルシンキ-ストックホルム 219.jpgアアルトの仕事机。昔は窓からは海が見えたそうだ
ヘルシンキ-ストックホルム 250.jpgこの高窓はどこかで見た記憶が・・・メキシコのバラガンの自邸にもこんな高窓があったヘルシンキ-ストックホルム 210.jpg1階の居間。窓にはすだれのようなスクリーン。居間との間には大きな引戸もあり日本的な感じがする
ヘルシンキ-ストックホルム 200.jpg2階のファミリーの居間ヘルシンキ-ストックホルム 214.jpg暖房器具の上に植物。良さそうだけど乾燥して困るとのことだった
ヘルシンキ-ストックホルム 181.jpg道路から見える唯一の窓ヘルシンキ-ストックホルム 156.jpgフィンランドは岩盤が多い。やはり外構には石が使われている

アトリエ

自邸からアトリエまで歩く途中は高級住宅街。楽しみながら歩ける。ここは今でも仕事場として使われているため見学は一日一回午前中のみ。前日に行って初めてそれがわかり結局アトリエには2回行ってしまった。
ヘルシンキ-ストックホルム 374.jpg広々と明るいアトリエ。今でもここは仕事場として使われている
ヘルシンキ-ストックホルム 419.jpg打合せ室。正面の壁の上はトップライトヘルシンキ-ストックホルム 376.jpgプレゼン用の壁の上にはこんな風にトップライトが
ヘルシンキ-ストックホルム 383.jpgアアルトの仕事場。ここで打合せをしたり、模型を検討したり、模型を上から見るための所も設けられていたヘルシンキ-ストックホルム 401.jpg照明器具がいろんな種類のものがぶら下がっているのは、決めるために体感するためだったらしい。壁に張り付いているグリーンは本物
ヘルシンキ-ストックホルム 142.jpg中庭が半円状の段になっていて、ここで壁にスライドを写したりしたそうだヘルシンキ-ストックホルム 136.jpg

アカデミア書店

ヘルシンキ-ストックホルム 047.jpgかもめ食堂のロケにも使われた書店。中央には吹き抜け。もちろんそこにはトップライト
ヘルシンキ-ストックホルム 045.jpgこれは多分クリスマスバージョン?ヘルシンキ-ストックホルム 048.jpg書店の一画にアアルトカフェ。こじんまりとして天井が低い


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