蓄熱式床暖房

蓄熱式床暖房

蓄熱タイプの暖房が一定温度に保ちやすく省エネにもなることは事務所の床暖房で経験していました。住宅でも試みたいと思っていましたが大きな面積になった場合施工精度などに不安もありLDK一室だけにとどまっていました。今回初めて1階の床全部に施工しました。

DSCN1807.jpgベタ基礎の上に2cmあけて土台を引くコピー ~ DSCN1805.jpg全面に断熱材を施工

問題は床全部をコンクリートにしてしまうと水廻りの配管のメンテナンスができなくなることです。それで浴室と洗面所だけは床下を作りそこからトイレやキッチンにピットやパイプシャフトを通して配管することにしました。キッチンはオープンスタイルです。ピットの上にカウンター収納を設け、メンテが必要な時は収納の棚を外せば可能なようにしました。

DSCN1826.jpg断熱材の上にワイヤメッシュ、床暖のパイプを配管DSCN1840.jpgコンクリートを打設

ボイラーはヒートポンプで深夜電力を利用して蓄熱します。ランニングコストも試算ではかなり安くなる予定です。まだ使い始めたばかりなので一冬越したあとの結果が楽しみです。

画像2011.10 018.jpgヒートポンプボイラーと熱源機画像2011.10.20 001.jpgエコキュウトや室外機などの目隠し

床の仕上げは無垢の桧板でコンクリートの床に直に張るために裏にパッキンがついています。壁の下地が出来た所で施工しました。

DSCN2262.jpg床暖用の無垢板を接着剤で貼るDSCF1963.JPG完成