水廻り

水廻り(洗面・脱衣、浴室、便所、洗濯物干場)

毎日使う大切な所。快適で機能的でそして少しのゆとりがうれしい所。
水廻りの位置は寝室とのつながりを考慮する。よくある玄関ホールから出入りする水廻りは絶対に避ける。想像したらすぐ分かると思うのだけど、玄関にお客様が居られたらトイレから出てこれなくなるし、洗面所への行き来にも気を使う。

・洗濯物干場

北陸の冬、洗濯物をどこで干すかは大きな問題。サンルームは真冬になると陽も射さず寒くて乾かない。室内干しは避けたい、となると室内に洗濯物干場を作ってそこに暖気が来るようにすればすぐ解決なのですが。

画像 052.jpg2階ホールの洗面と洗濯物干場画像2011.10 021.jpgこの格子から1階の暖気をあげて冬でも洗濯物が乾く
RIMG0176.JPG2階の洗濯物干場 1階の薪ストーブの熱が吹抜から入ってすぐ乾くというRIMG0011.JPG居間の吹抜け南面の渡り廊下 干場には最適らしい。1階は蓄熱式床暖房


・洗面脱衣室

洗面脱衣室の仕上げは湿気のある所だけに吸湿性のある材料がいいと考えています。それで木仕上げにすることも多いのですが、最近の住宅は高気密高断熱で乾燥気味になることもあり、完全に汚れ防止クロスで仕上げることも多くなってきました。

コピー ~ IMG_1906.JPG洗面とトイレを一緒にした例。一人暮らしのお住まいなので問題はない。2階洗面.jpg2階廊下に設けた洗面コ^ナー。窓も大きく見晴らしも良く伸び伸びして気持ちが良い


・便所

 トイレは便器の進化が著しく手をふれないでも用を足せるようになってきました。ただ世界中がそうではないので外へ出た時は要注意です。それと外からみてトイレの窓だと一目で分かるような窓は付けないようにしています。

高木トイレ.jpgP1030899.JPGトイレットペーパーの収納


・浴室

浴室は最近はほとんどユニットバスです。入浴しながら音楽が聞けたり、テレビを見たり、スチームサウナを楽しんだりと機能が満載で便器と同様いたれりつくせり状態で、なかなかそれに抵抗できなくなってきました。それでも思うのは入浴する時は心からの解放感が味わいたいということです。それには狭い空間にいる感じではなく外を眺めて楽しめたらと思い出来るだけ坪庭風な空間を作るように心掛けています。

高木風呂.jpg在来工法の浴室です。外に坪庭。画像2011.10.20 021.jpgユニットバスですが、外を目隠し塀で囲み窓を開けながら入浴できるようにしてあります